ハート形の交尾
和名:リュウキュウベニイトトンボ(イトトンボ科)
体長30~40ミリ程度で、南九州から南西諸島に分布している。
池や沼地に生息し緩やかな動きをし簡単に捉えることができる。晴天の午前10時前後に水辺で交尾をしているのがよく見られる。
上部にいる胸部の濃い紅色の方がオスで、下部の胸部が薄い紅色のほうがメスである。
交尾に先立ってオスは、腹の端っこにあった精子を胸の近くの方に移動させる。(そこを
副性器と呼ぶ。)メスは、腹の端っこの性器を持ち上げ、オスの副性器に接触することで交尾となる。
お互いの長い腹部を湾曲させて接触している形がハート形に見える。なんとも、
ロマンチックじゃありませんか!!
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