コサギは狩り上手
コサギ(コウノトリ目サギ科)
NHKのTVだったか、織田信長が、今川義元に攻められていて起死回生の策「桶狭間の奇襲戦法」に出ようとし、熱田神宮に戦勝祈願をしていたとき、白鷺が数羽近く林から飛び立った。武将たちは、吉兆の表れだと言い喜び、戦意が高まっていく場面があった。古来日本では、白鷺は、神の使いなどど言い崇められていたようだ。
6年ほど前に初めて知ったことがある。「白鷺」という名の鳥はいない。」ということである。「白鷺」とは、サギ科の白い鳥を総称して呼んだものと考えられる。
日本で見られるサギ科の野鳥は全部この石垣島で見ることができる。ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ムラサキサギ、アマサギ、クロサギの7種類だ。
なかでもコサギは、どこか凛々しい。また、餌をとるのに工夫が見られるのだ。
水中の獲物を採る時、
片足を水中で小刻みに震わせて、獲物が出てきたところを、体の割には長い嘴(くちばし)で挟み込む。見ていて楽しいのである。
石垣島 アンパルにて
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