2007年05月02日

ハート形の交尾


    和名:リュウキュウベニイトトンボ(イトトンボ科) 
体長30~40ミリ程度で、南九州から南西諸島に分布している。
 
 池や沼地に生息し緩やかな動きをし簡単に捉えることができる。晴天の午前10時前後に水辺で交尾をしているのがよく見られる。

 上部にいる胸部の濃い紅色の方がオスで、下部の胸部が薄い紅色のほうがメスである。

 交尾に先立ってオスは、腹の端っこにあった精子を胸の近くの方に移動させる。(そこを副性器と呼ぶ。)メスは、腹の端っこの性器を持ち上げ、オスの副性器に接触することで交尾となる。
 
お互いの長い腹部を湾曲させて接触している形がハート形に見える。なんとも、ロマンチックじゃありませんか!!  
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2006年08月10日

Ladybird


     ジュウニマダラテントウ(テントウムシ科)

体長8mm前後で、日本では沖縄だけに分布、3月から11月まで現れる。上ばねに6対(つい)12個の黒い斑点があり、体の表面が微毛で覆(おお)われている。

 テントウムシは益虫だというイメージがあるが、この種は草食性で主にウリ科植物の葉を食べる害虫である。このテントウムシはヘチマの葉で食事をしていた。
 しかし、害虫、益虫というのは人間の便宜上つけた名称であり虫にとっては迷惑な話であろう。

 最近英語に興味を持ち始めて英会話を習っているがテントウムシは、LadybirdとかLady bugsなどど呼ばれているようです。虫の嫌いな英国人がテントウムシは好きなようですがどうしてでしょうかね?
 テントウムシは、危険を感じると死んだふりをする、(かわいいじゃありませんか!!)さらに体から黄色の液体を分泌する。この液体には強い異臭と苦味があり、外敵をよせつけないようだ。
 また、鮮やかな赤い色は異臭とまずさを警告する警戒色になっている。
 テントウムシも生き延びるために様々な工夫をしているんですね。
  
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2006年08月06日

ヤエヤマイチモンジの雌?


           ヤエヤマイチモンジの

           ヤエヤマイチモンジの

ヤエヤマイチモンジの(タテハチョウ科)は、石垣島・西表島の日当たりの良い山道でよく見られる黒紫色の30mm~40mmほどの大きさのチョウである。
 石垣島の吉原付近の山道で見つけた。
雄は、はねに表1本の白い筋がある。雌は3本の筋がある。これがシロミスジというチョウにそっくりなのである。
 東清二先生の本によれば、はね裏の白斑点の中に黒点なく、地色が黒紫色がヤエヤマイチモンジの雌だそうだ。この写真では、はね裏は見れず地色で判断するのだが、難しい。

そばにヤエヤマイチモンジの雄がいたので、これは雌だろうと判断するのは安易な考えだろうか?写真追加
  
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2006年08月05日

トンボのイメージ


     ヒメホソサナエ(サナエトンボ科)

腹長32~39mm、生息場所石垣島.西表島、現れる時期4月~8月。動きも非常に緩慢で、飛び立ってもすぐに止まることが多い。

「夕焼け小焼けの赤とんぼ~ おわれてみたのは~ いつの日か~」
親父が酔うとよく歌う唄です。(郷愁をさそいますね)

 トンボは日本人に親しまれていると思いますがどうしてでしょうか。
それはトンボが、水田にやってくる虫を食べてくれるからだと考えます。トンボのおかげで稲は虫からの被害をあまり受けずに育つのです。
 八重山では豊年祭シンボルの「カシラー」に、トンボの飾りが取り付けられたりする事からも解ります。
 また子ども達も指をぐるぐる回してトンボを捕まえたりします。

 反して、英国や米国ではdragonflyは悪魔から送られてきたものとみなされ、怖がられることが多いようです。「別名を(devil's) darning needle((悪魔の)かがり針)といい、「うそつきの子供はこれで口を縫い合わされる」という言い伝えもあるそうです。そのためか、トンボは刺す昆虫だと信じている子供もいて、トンボ捕りをする習慣はないようです。

所変われば、昆虫に対するイメージも変わって来るんですね!!  
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2006年08月01日

ちょっと ひと休み!!


          コフキショジョウトンボ(トンボ科)
分布;八重山諸島、台湾、チベット、東南アジア各地  腹長31~35mm。
特性:明るいゆるやかな流れを好むようだ。このトンボは、田園地帯の用水路にいた。
 水際の植物上で雄はテリトリー(縄張り)を張る。後尾は周辺の草木にぶら下がって行われるようである。
 透明な羽根に赤と黒のコントラストが中々いい感じの胸と腹ですね。

 ある先生が、理科の授業で小学3年生のBくんに質問した。
「こん虫の体は三つに分かれていますが、どのように分かれていますか?」
すると、Bくんは「頭  ・ 胸  そして  おしり です。」と答えた。

先生は、ふむふむと聴いていたが、最後の答えで思わず「 アチャーーー~~~!! 」と叫びそうになった。
こん虫の体は、「 頭 ・ 胸 ・ 腹 」に分かれていますね!!  
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2006年04月09日

ヘビじゃないよ!!


『ぼんぼりのような花』でセイヨウフウチョウソウ に ツマベニチョウが産卵しているのを見たことを紹介しました。ツマベニチョウの食草はギョボクだけだと思っていました。(本にもそのように紹介されている。)

しかし、昨日セイヨウフウチョウソウに散水していると、このヘビのような幼虫を発見したんです。まさしくツマベニチョウの幼虫なんです。ギロッとにらまれると、思わずゾクッとくるほどの迫力がありますよ。一匹だけでなく十数匹はいました。私にとってこれは大発見でした

どうしてだろうと色々考えました。ひとつ、面白いことがわかりましたギョボクは樹木ですが、フウチョウソウ科なんです。科名が同じということは、セイヨウフウチョウソウにもギョボクと同じ成分が含まれているということでしょうかね

数匹を、かごにでも入れて継続観察してチョウになるのを見届けようと考えています。  
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2006年02月25日

赤いホタル


       オオシマカクムネベニボタル(ベニボタル科)
最初に目を引くのは、やや落ち着いた甲羅の赤い色だった。ノコギリの歯のような触角(触ってみると、何のことはない。)赤い色の甲羅とノコギリ触角以外は、よく見るホタルと同じ形をしていた。

こん虫の「赤い色」は、警戒色といって、「俺は、危険だよ」とか「食べてもまずいよ」などのサインの色だと言われていますが、このホタルもそうで、外敵に襲われると、後ろ足の節のほうから、悪臭のする液を出すようです。

僕も触って手にのせて見たんですが、寒さのためか、生まれて間もないのか「悪臭する液」はもらえませんでした。(ちょっと拍子抜けかな!!)

発光するかどうかがわかりません。
昼間だったし、図鑑で調べてもわかりませんでした。
ホタルに詳しい方教えて下さい。  
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2006年02月24日

雨が似合うチョウ


「雨 あめふれふれ母さんが じゃのめで おむかえ うれしいな ピッチピッチ チャプチャプ ランランラン」という童謡を 口ずさみたくなるほど 八重山では 最近雨の日が続いています。 

雨といえば「傘」ということで、「ジャノメチョウ」を紹介します。
蛇の目傘のような大小の目玉模様がならんでいて、少し不思議な気持ちになります。

リュウキュウヒメジャノメ(ジャノメチョウ科)といいます。薄暗い林の中で撮りました。敵にあまりあわなかったのでしょうか、きれいな羽をしていますね。

もうたくさんだ。「雨よ、そろそろやんでくれ」という気持ちです。
  
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2006年02月09日

スジグロカバマダラ


       スジグロカバマダラ(マダラチョウ科)
羽を広げた長さ4cmぐらい、このチョウに似ているものにカバマダラがいるが、相違点は、大きさと体の黒いスジだ。名前の通り黒いスジが羽中に巡らされていて、オレンジ色に黒と白のコントラスがなかなかよくて、カバマダラよりひとまわり大きい。このチョウ八重山諸島では、海岸ばたでも、山道でもよく見かける。海陸両用のチョウであろうか。

幼虫はかがいも科のリュウキュウガシワを食草にしているが、このマダラチョウ科は、かがいも科の植物を食草にしているものが多い。カバマダラの食草(トウワタ)、リュウキュウアサギマダラの食草(ツルモウリンカ)、アサギマダラ(サクララン)、何か訳があるはずだ。かがいも科の植物にマダラチョウ科のチョウが好む物が含まれているはずである。

まあなんにしても、チョウは美しい。美しいだけでなく、たくましい。夏にシーカヤックで海岸沿いをこいでいると、チョウが海上を飛んでいるのをよく眼にする。本によるとチョウは、疲れたら波に浮いて疲れをとるそうである。鱗粉があるから、濡れないかもしれないが、もし大波でも来たらお陀仏である。その肝の太さにただ感心するばかりである。  
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2006年02月08日

仮面ライダー アマゾン


               モリバッタ(バッタ科)
体長25mm~35mm。分布:日本では、奄美大島以南、外国では、台湾、中国、マレーシア、インド。

触角がまっすぐに伸びて、先が白く、まるでアンテナのようです。また体の割には、黒光りしている眼が目立ちます。

仮面ライダーのデザインは、バッタが元になっているようですが。さしずめ、このバッタは、「仮面ライダーアマゾン」といったところでしょうか。黄緑と黒の縞模様が薄暗い森の中で映えていました。
  
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2006年01月30日

南西航空機のモデルになったチョウ


            ツマベニチョウ(シロチョウ科)
幼虫の時は、大きな瞳に、つぶつぶのあご、そしてうろこのような皮膚、まるでヘビを思わす風貌。こんな幼虫が、あのきれいなオレンジ色のチョウに変身するなんて。

シロチョウの仲間では日本最大級のチョウです。夏の強い日差しの中で見ると白い地色に朱色が映えるんですね。この鮮やかな色遣いがJTAになる前の、あの南西航空機のモデルになったと言われています。

ギョボクという植物を家に植えればツマベニチョウが見られますよ。(九州南部と沖縄に限定されますが。)  
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2006年01月29日

模様で威嚇している?


  イヌビワオオハマキモドキ(ハマキモドキガ科)のオス

羽根を広げた長さ8~9mm。白黒の縞模様の足と触角。アフリカ大陸のジャングルに住んでいる人たちがかぶるお面にみえませんか?

虫にしてみれば、模様で相手を威嚇(いかく)しているつもりなんでしょうね。
でも小さすぎて威嚇の成果はどうでしょうかね。

西表島の仲間港近くの林の中で撮りました。西表島には、いろんな種類の虫がいますね。
  
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2006年01月28日

リュウキュウアサギマダラの吸蜜

  
     リュウキュウアサギマダラ(マダラチョウ科)
羽根を開いた長さ50cmぐらい、奄美大島以南に分布。沖縄では、1年中見られる。
幼虫はツルモウリンカを食草としている。薄青紫色がいいですね。冬には、風当たりの弱い谷間や凹地の林の中で、何百頭の大集団をつくるらしい。八重山では、山道や海岸ぞいでよく見られます。
この写真は、今日の午後ドライブの最中休憩場所で見つけて撮りました。吸蜜している植物はトウワタです。近寄っても逃げないので、撮りやすかったです。
チョウって毎日蜜だけで飽きないのかね~。でも花の蜜ってけっこう甘いんだよね。(カンナやサルビアなどで一度お試しを。)
  
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2006年01月20日

カメムシと植物

アカスジカメムシ(カメムシ科)
体は、黄金色で黒い縦じまがあるおしゃれなカメムシです。チョウメイグサ(ボタンボウフウ)によくいます。チョウメイグサを食べて長寿をねらっているんでしょうか。このカメムシは、カネムシ独特の臭いはあまりしません。緑色のカメムシは、強烈な臭いを放ちますね。
ところで、「コリアンダー」という東南アジアの料理に使われる知っていますか。知り合いが、家庭菜園をしていてこのコリアンダーも栽培しているんです。その知り合いの家に招かれたときにコリアンダーのサラダが出たんです。おいしそうだと、食べてみたら、緑色のカメムシと同じの臭いがするんです。

口から出すのは失礼なので、あわてて飲み込みそのあと、ビールで流しました。いやあ~。強烈な臭いでした。
クサヤノヒモノと同じぐらい衝撃を受けました。
まだの食べたことのない方は、是非一度挑戦してみてはどうですか!!  
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2005年11月10日

トンボの連結



リュウキュウベニイトトンボ(イトトンボ科)
腹長(28~35mm)、分布:鹿児島、沖縄、東南アジア、中国大陸中南部など、出現:一年中、沖縄では、春と秋に多い。
イトトンボの交尾そして産卵はなかなかおもしろい。前のトンボが雄で後ろの雌に精子を注入しているようです。雌には頭の後ろの部分に精子を蓄えるところがあり、必要に応じて精子を使い産卵するようです。
トンボがくっついているのを「連結」というようですが、時々ハート型の連結も見られますね。

子どもの時、トンボをつかまえるときに 人差し指をクルクル回して つかまえたのを思い出しました。あれって効果あるのかな?
  
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2005年11月09日

チョウの足は何本?


    オオゴマダラ(マダラチョウ科)
石垣市のチョウにも指定されている。市民運動で、「オオゴマダラをふやす会」みたいなものがつくられ、あちらこちらの家庭で、食草のホウライカガムが植えられた。そのため最近では、石垣市内でもオオゴマダラな見られるようになってきた。このチョウは、日本のチョウの中でも、大型の部類になる。白に黒い模様がついていて、「フワリフワリ」とゆっくり飛ぶことから「ジンブンチョウ」などというあまりありがたくない呼び名がついたりしている。

ところで、チョウの足は何本でしょうか?
こん虫の特徴は、足は6本となっていますが、このチョウは足が4本しかありません。あと2本はどうしたのでしょうか?ほかの虫にやられたのでしょうか。ちがいますこのチョウ以外にも~マダラという名前のチョウは、足が4本しかないのです。

どうして、マダラチョウ科のチョウは足が4本しかないのでしょうか?
チョウの専門家に聞いてみました。

使わないので、長い年月の間に退化してしまったようです。マダラチョウ科のチョウを捕まえてよく見てみると、あと2本の足を見つけることができます。前の方に小さく飾りのように付いています。

見つけたときは、「あった、あった。」とちょっとうれしい気持ちになりました。  
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2005年11月07日

孔雀のような羽のチョウ

 アオタテハモドキ(タテハチョウ科)(雌)です。
 孔雀(くじゃく)の羽を思わせる目の模様が六つあります。
 これで敵を威嚇しているのでしょうね。
 雄は、やや小さめで青紫色をしています。チョウの仲間は、雄がきれいなものが多いですね
  
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2005年11月05日

海岸線が好き


      スジグロカバマダラ(マダラチョウ科)
カバマダラにオシャレして黒い線を入れたような感じのチョウである。羽を広げた長さ約40mm程度でカバマダラよりはひとまわり大きい。ランタナ、アワユキセンダングサ、モンパノキなどの蜜が好物のようです。
海岸線で一番よく見かけるチョウです。場合によっては、ジェット気流に乗り海を渡り、旅をすることのできる蝶です。

北アメリカのオオカバマダラは、越冬のため秋に3,300kmの渡りをします。北アメリカではオオカバマダラはMonarch(モナーク=「帝王」)と呼ばれ親しまれています。カリフォルニア州のある町ではオオカバマダラのパレードがある程です。

スジグロカバマダラも、マダラチョウ族ですから、オオカバマダラにあるDNAが刻み込まれていることでしょう。

海岸線にいるのは、その機会をうかがっているのではと、推測するのです。

  
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2005年11月04日

シジミチョウの見分け方


       ハマヤマトシジミ(シジミチョウ科)
このチョウには、似ている2種のチョウがいます。ヤマトシジミとシルビアシジミです。どこが違うかというと羽の裏面の斑紋といわれる、黒い点の付き方で見分けるんです。
まるで、「少年マガジンのまちがいセブン」をしているようです。(少年マガジンの最終ページ付近で2つのマンガの違いを7つ見つける遊び)
違いを見つけた時は、胸がスーとして勝ち誇った気分になりますよ「フォー」 です!!

卵を産んでいるのはカタバミの葉ですね。
  
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2005年11月03日

目で威嚇(いかく)するチョウ


マサキウラナミジャノメ(ジャノメチョウ科) 
「雨 雨 ふれ ふれ 母さんが じゃのめで お迎えうれしいな ピチピチ チャプチャプ ランランラン」
小学生の時に聴いた唱歌です。雨の日が楽しく感じられますね。

“蛇の目”とはリング状の文様の事を言うようです。この目のような文様で敵を威嚇することと、文様の部分に攻撃を受けても致命傷とはならず逃げ切れるということです。

でも、羽を広げた長さが2cm程度では相手を威嚇する効果はないのかな!!  
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